Interview 参加者の経験談

平田直大

その気になれば1ヵ月でもできちゃうんだっていうのが面白いなと思いました。

経営者 (参加当時)

平田直大さん
774第1期参加者

ー774 に参加したきっかけを教えてください。

新型コロナウィルスの影響で多くの予定が変更になってしまい、何かを新しく始めていかないと、という思いが大きかったですね。そんな時、774プログラムを見つけました。私の仕事は基本的にクライアントワークで、「自分で商品を企画して提供する」という経験をしたことがなかったので、やってみたいと思いました。あと、ETIC.さんと一緒に 774プログラムを運営している MTAのプログラムに元々興味があって、そのメソッドが学べるのが面白いなと思っていました。

ー774で「ゼロからツクル」を体感してみての率直な感想をお聞かせください。

意外とできるんだっていうのがびっくりでしたね。今までは完成したものを出さなきゃいけないみたいなところがやっぱり強すぎたんだろうなという気もします。でもその気になれば1ヵ月でもできちゃうんだというのが面白いなと思いました。そんな短期間でできるものだとは思っていなかったです。そこにコミットする時間を作ることさえできれば、実は何でもできちゃうという手ごたえを774で得られました。

ープログラム期間中に印象に残った出来事や、言葉は何でしたか?

チームのミーティング中、チームメンバーが自分の意見を曲げずに伝えることができるという点に個人的にすごく感心しました。意外と大人の方がこういうコミュニケーションはできないんですが、実はすごく大事なことなんですよね。彼らはパーソナリティーに踏み込んだ発言や人を否定することは絶対にしないで、今ここにあることが自分の思ってることと明確に違うって言うことができるんです。相手がどう感じるかを考えすぎるのではなく、純粋に話の中身のコミュニケーションをすることができたのがよかったです。

また、MTAのコーチングデイでは、例えば「顧客目線に立った時にこの商品を買いたいですか」とか「カスタマーは誰ですか?」といった基礎的な部分を徹底的に話していたのが印象的です。仕事だとそういう風にやるのに自分がやると意外とできなくなっちゃったりします。それをストレートに純粋に投げかけてくれるっていうのはすごく大事だったと思いました。

ー774に参加して得たことやご自身の中の変化はありましたか。

小さな成功体験と小さな失敗体験がとても大事なんだ、ということに気付きました。ただ頭の中でシミュレーションを繰り返していても仕方がない。成功体験と失敗体験を重ねることで、「ここまではできる」という感覚値を得てさらに、「ここ以上はできない」という、目指したい所と現状のギャップを把握するためにはとにかく走ってみなければいけないと感じました。自分の中のスピードのネジを早めてくれましたね。

また、仕事で地域で新規事業を始める人のサポートをしているのですが、私自身がやったことがなかったんです。774に参加したことによって、自分の実体験を通して「まずスタートする事が大事」と言えるようになりました。とりあえず最初に出してみるっていうことが大切だとはっきり言えるようになった事は大きな変化です。

ー774への参加を考えている方へメッセージをお願いします。

774へ参加するときに、自分なりの仮説や目的を持って入ると学べることがより多くなると思います。自分の仕事やキャリアを考え、なんで自分が774に参加したいと思ったのかをきちんと振り返って参加すると、「うまくいった・いかなかった」や「売れた・売れなかった」を超えた学びを得ることができるプログラムになっていると思います。